• 2010/11/03/Wed 17:39:09
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頼もしい暖房、パネルヒーター


ここ飯綱高原は、夏は涼しいがその分冬は長く寒い。
気温がマイナス15度を下回ることもしばしばで、一晩で車のバンパーが埋まるほど雪が降ることもあります。
暑さが長引いた今年でさえ、9月に一度小さなストーブをつけました。春は5月、そして梅雨寒の6月までストーブが必要ですから、暖房期間は半年以上になります。
冬もここで楽しく暮らすためには、信頼できる暖房設備と除雪機が必需品となります。
そんな暖房設備の「パネルヒーター」に、この夏不具合を見つけてしまいました。

パネルヒーターとは、不凍液の温水を使った全館暖房(セントラルヒーティング)のことです。
石油ボイラーで暖めた温水を、配管を通して各部屋のパネル(ラジエーター)に送り、そのパネルからの輻射熱(ふくしゃねつ)で部屋を暖める方式の暖房です。

輻射熱暖房はとても快適です。真冬の屋外でどんなに気温が低くても、太陽の日差しを直接浴びると身体がぽかぽかしてくる、あの感じと言ったらいいかな。
開放型暖房(ファンヒーターとか)やエアコン暖房では、室温23~24度に設定しなければ充分な暖房感が得られませんが、輻射暖房では室温18度ぐらいでも充分暖かく感じられます。
外気温がマイナスを大きく下回れば、その空気中に水分はほとんど含まれていません。そんな空気を20度以上に暖めれば、湿度は40%以下になってしまいます。ひぇ~ひからびちゃうよ~!
湿度が40%以下ではお肌がカサカサになるばかりか、乾燥が大好きな風邪ウイルスの天国にもなってしまいます。
18度程度で暖房感が得られるパネルヒーターの暖房は、湿度の過剰低下が起こりにくくなります。
また建物全体がほぼ同じ温度になるので、廊下に出て震え上がることもなく、吹き抜け空間でも上下の温度差は2度ほどで、上ばかりが暑くなるということもありません。
それから不快な風もないし、運転音がしないので静けさを損ないません。

快適なパネルヒーターに欠点があるとしたら、一つはイニシアルコスト、ランニングコスト共にある程度必要ということでしょうか。
灯油価格の高騰が続く、昨年10月から翌年4月まで暖房に使った灯油は、約1,100ℓ×73円/ℓ=80,300円
温水を循環させるモーターの電気代が、約2,000円/月×7ヶ月=14,000円
灯油と電気代合わせ、暖房費として、94,300円÷7ヶ月≒13,500円/月
となりました。高い?安い?
費用対効果(ランニングコスト対安心快適)の実感は、「とんとん」というより「大満足」です。
夏はクーラーを使わないので、冷暖房費は以上です。
(断熱性などといった建物の性能を上げれば、同じ能力の設備でも確実にランニングコストは抑えられます。が、敢えて建物の性能は「ほどほど」に設計しています)

その大事な暖房設備に不具合を発見した話です。

パネルヒーターは密閉配管にするのが常識です。しかしウチのは1ヶ所、テラス窓のローボーイ(床置きタイプの細長いラジエーター)をコンセント式にし、未使用時に取り外し可能にしてあります。
リビングからテラス、そして森ヘとつながる景色を、ローボーイで遮りたくなかったからです。
そのように見栄えを重視する場合は、ローボーイを床に埋め込むというやり方もあります。ですが、その方法ではローボーイのテラス窓からのコールドドラフトを和らげる効果は、確実に落ちると思います。
この能力的には小さいローボーイがあるとないでは、暖房効果が全然違います。ローボーイを止めると床があっという間に冷たくなることを体験すると、暖房におけるコールドドラフト対策がいかに重要なのかがわかります。

せめて夏だけでも、せっかくの景色を大切にしたい。テラス窓のコールドドラフトを、小さな能力で最大限に防ぐ。この2つの考えから、密閉配管に抜き差し可能のコンセント付という、「異例」の設置方法を選んでいます。
そのコンセントから不凍液が漏れ出し、床にシミができているのを夏に発見しました。
密閉配管の温水には、それを循環させるために0.04MPa程度の圧がかかっています。使用しているコンセントは全く違う暖房の部品を流用していて、その部品はそのような圧力がかかることを想定して作られておらず、コンセントの接点部がゴムのO(オー)リングになっています。10年経ってそのOリングがダメになり、そこから液漏れが生じたのでした。

常識外れた考えの工事方法で起きた不具合を、苦労して修理してくれた冷暖房設備工事の職人さん、ありがとうございました。
良い子のみんなは真似しないように。

K-CRAFT 1
   ダメになった古いコンセントを取り外す
   コンセントの周りの床が黒くシミになっている
   テラス窓の前にローボーイが、「よぉし、わんわん」って感じで出番を待っている
K-CRAFT 2
   常識外れの面倒な修理を引き受けてくれたシンジョーさん
   外した部品を分解し、痛んだ部分を確認している
   このあと試運転して他にも不具合がないかチェックしました
   date:2010/10/30

<追記> 2010/11/23
ランニングコストがかかる理由の一つとしては、パネルヒーターはシーズン中ずっと運転を止めないで使うのが基本だからです。
使い始めた頃はもったいないような気がして、外出時や就寝時は止めていたましたが、オンオフを頻繁に繰り返すほうが燃費は悪く、立ち上がりまで時間がかかるので寒い思いをしました。それが理解できてからは外出時もアイドリング運転にするだけにとどめ、シーズン中に切ることはほとんどありません。
操作が楽で簡単なほうが燃費が良く、なおかついつでも暖かいということです。
   

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