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古い手紙を捨てました


昨年の春から住まいの隅々を片付け、要らないものを捨て続けてきました(記事10/11/27)。さっさと捨てられるものもあれば、なかなか捨てられないものもありました。
そんな捨てられなかったものの一つは手紙です。

古い手紙は、ミカン箱大のコンテナにぎっしり詰まったのがひと箱、A4ファイルが入るファイバーボックスに7~8束、全く整理もされずペーパーバッグにまとめて入れられたのがひと山。それらはクローゼットの奥の奥から、埃にまみれて発掘されました。
コンテナの手紙はそれでも整理してあるつもり、ペーパーバッグのものは、いつかはきちんと整理するつもりのものでした。積もった埃の厚さから、「整理するつもり」は何かの言い訳だったことがわかります。
これら手紙を「要らない」と判断して捨てるなら、もう見ないでまとめて捨てる。
あるいは、これからも持ち続けるなら、きちんと埃を払い、きれいに整理する。
自分なりにこの二者択一を用意し、しばらく悩んでから持ち続けることを選択しました。本当を言うとそのときはまだ、手紙を持ち続ける意味も捨てる意味もみつからなかったからです。
ペーパーバッグに入れられた分とファイバーボックスの分を、いただいた年ごとに分けました。20数年分ぐらいの手紙を整理するのに、確か三晩ぐらい費やしたと思います。
さらに古いコンテナの分はもっとやっかいでした。手紙を書き始めた10代から、20代初めのものになります。
携帯電話どころか普通の電話さえ持っていなかった時代の手紙ですから、中身は濃厚です。うっかり開けて読み返してみると、まるでタイムマシンに乗って、青春時代の自分の様子を見てきたような感じがしました。
複雑な思いが起こる中、整理は全く進まず。結局デスクの上に広げたまま、2週間もたってしまったのです。
片付かない手紙の山を見ながら、ふと気がかりになりました。わたしはこの手紙を書いてくれた人たちと、ちゃんと付き合っていただろうか?自分のことばかりに一生懸命になって、この手紙を書いてくれた人たちの心を思いやることはできなかったような気がする。若さゆえといえばそれまでなのですが。
手紙を捨てられずに今まで持ち続けてきたのは、周りの人を大切にしてこなかった後ろめたさからだと気付きました。
手紙を捨てないことで、その人を大切にしていると思いたいわたしでした。でもそれは残念ながら間違っている。
そしてその間違いに気付きたくないから、わたしは手紙の整理を保留し続けていたのだと思います。

コンテナの中の古い手紙は、ほんとうに大切な何通かを残し、薪ストーブの炎で燃やしました。
燃える炎を見ながら、一つのことを思いました。
一期一会、わたしごときが口にするのはもったいないような言葉です。ですが、少しは長く生き、大切な人を見送ることが増えてきたこの頃、手紙という過去のモノより、今わたしの目の前にいる人と深く付き合い大切にしたい。

初めに整理した20数年分も、新しい10年分だけを残し、1月15日のどんど焼きで燃やしました。
残した10年分は、これから毎年少しずつ処分していこうと思います。

letter
   残した手紙を仕舞った2つのファイバーボックス
   左側はいつまでも持っていたい大事なお便りで、一人ずつ和紙でくるみ、紐で結んだ
   右側は新しい10年分で、年ごとに結んである
   date:2011/01/16
     

COMMENT

こんばんは。
手紙の整理、写真の整理、私も苦手・・・
レイコちゃんの域には、まだまだ達せられないや。

『手紙を捨てられずに今まで持ち続けてきたのは、周りの人を大切にしてこなかった後ろめたさからだと気付きました。』

そうなんだよね、気づかされました・・・
後ろめたい・・・

これからの人生、ひとつひとつ、ひとりひとりと丁寧に付き合っていきたい。
そういうお年頃ですよね、私たち。

コレカラモヨロシク。

Re:

いやいや、なんかエラそうに語っていてお恥ずかしい。
手紙の整理は、着手してからどんど焼きで燃すまで、実は1年半以上かかっているのです。
「片付け」の中で、一番の難関でした。ただそれだけに、成果は大きかったです。
かさばるものではないので、占拠していた空間はごく小さいのですが、
反して心の重荷は大きかったのだと思います。
重荷を解いたことで、わたしがいま「やってはいけないこと」と「やらなければいけないこと」の境が、
分かったような気がします。
ううううーー「写真」、これもやっかいでしたね。
またいずれ、記事中に紹介します。
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