• 2013/04/07/Sun 13:30:26
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  • CATEGORY:家づくり

小さな家 UNE PETITE MAISON


前回の記事を書いた後、
「小屋」についてぼんやり思いを馳せていました。

どういうわけで、こんなに小屋が気になるのか。

思い浮かぶ小屋の数々、
小屋の居心地、
小屋の佇まい、
小屋の魅力、
小屋とは・・・。

記憶の海でゆらゆら揺れていると、ひとつの小屋にロックオンします。
ル・コルビュジェの「休暇小屋 CABANON」。

南仏コート・ダジュールの東端、地中海に面して建つ、わずか8畳ほどのその小屋は、
前衛建築の旗頭としてその名をとどろかせた建築家、ル・コルビュジェご自慢の別荘でした。

その休暇小屋を建築家中村好文さんが取材され、
ご自身のスケッチと写真と共に雑誌コンフォルトに紹介された記事を、
飽くことなく見ていたことも思い出します。

記事と見取り図を元に頭の中に3Dで再現し、小屋の中を歩いてみる。
ほの暗い部屋の壁に穿たれた窓から、眩しい地中海が見える。
小さく閉じられ、囲われ、守られている安心感と、外界と緩やかにつながっている解放感を感じます。


そして空想は続き、
記憶の空をふわふわ飛んでいると、現れた1軒の小さな家。
小屋、ではないけれども、床面積18坪の小さく細長い平屋の住宅。
建築家が両親のために設計した住宅です。

小さいけれども生活のこまごまが過不足なく落とし込まれ、
とても暮らしやすそうなその家も、ル・コルビュジェの設計でした。

雑誌に紹介された平面図に向かい合い、その小さな家での暮らしを想像してみる。
20世紀を代表する前衛建築家は、所帯じみている事柄もおろそかにしない、
生活者だったのだと感じます。


建築家自ら「小さい家 UNE PETITE MAISON」と呼び、
同タイトルの本も出版するほどですから、
よほどかわいがっていたのでしょう。

その「小さな家」は、スイス、レマン湖のほとりに建っています。


またでました、スイス!


カランダッシュの色鉛筆、
森の小屋の写真集、
ル・コルビュジェの小さな家。


アルプスの少女ハイジとか、牧歌的なイメージしか持っていなかったスイスが、
全く違う存在に感じてきました。


スイスに行ってみたくなりました。
小さな家をこの目で見て、
全身で空間を味わってみたい。



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