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金沢で町歩き


ゴールデンウィーク中、金沢に行きました。
この春専門学校を卒業してアパレルメーカーに就職し、
社会人1年生で頑張っている姪っこにエールを届けることが旅の目的です。
観光はついでにちょこっと。

金沢、そして加賀地方の成熟した文化の風情は、目と心を楽しませてくれます。
京文化が根底にありながら、京都ほど緊張感がなく、少し田舎で力の抜けぐあいがまたいいのかも。

前回の記事で一言紹介した山形県の鶴岡市や酒田市にも、
加賀ほどではないにしてもよく似た風情を感じました。
酒田の方に聞かせていただいたお話で、印象に残っているのは、『北前船』のことでした。
「現代は、鉄道や高速道路の交通網が発達している太平洋側に大きな都市が栄えていますが、
その昔、船が一番早い交通機関でした。
ですから、京と北海道を最短で結ぶ日本海側に、商業、文化が栄えたんですよ。
『北前船』が航行で立ち寄った、日本海側の港町に、京から伝わった古い文化を残した町が点在しているのです」

少し考えれば当たり前のことのようですが、こうしてその土地に立って、地元の方に直接お話を伺うと、
なにか体で合点がいくように感じます。
その土地と、そこに流れる時間に身を置くことそのものが、旅の楽しさです。


kanazawa 1
   古い街並みが残る、金沢ひがし茶屋街で町歩き
   この障子紙の貼り方は、『石垣貼り』というそうです
   陰影礼賛
   date:2012/04/29

kanazawa 2
   途中、和菓子屋さんのカフェで一休み
   お汁粉を注文したら「今日はやっていません」と
   お天気に恵まれ、半袖のTシャツ1枚でもいいぐらいの陽気でしたから
   「ですよね~、今日は初夏といってもいいくらいですものね」
   というわけで、葛きりにしました
   涼しげです、もちろんちゅるりと美味しかったです
   date:2012/04/29

一休みした和菓子屋さんで、お店の方と別れ際にお話ししました。
その方の息子さんは実業団のスケート選手で、しょっちゅう応援やお世話で長野に行ったことがあるそうです。
「長野はだいすきですよ。何回行っても、どこに行っても楽しかったです。
あんなにすてきな『自然』は他ではないですから。
それに比べて金沢なんて、どこがおもしろいんでしょうね。」
お世辞なのか、謙遜なのか、本音なのか・・・、取りようによっては旅人に失礼なそんなお話し。

たぶん、つい吐露してしまった、その方の本音(愚痴)だったろうと思います。
文化、伝統、しきたり、もううっとうしくて仕方ないんでしょうね、その方にとっては。

金沢の方たちがこうして、忍耐強く守ってくださっているおかげで、
旅人はいっとき、消えかけている文化を楽しませていただきました。

そういう楽しみは、「いっとき」でいいと思っています。
文化≠観光資源ですから。




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