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ささやかに、手仕事


トイレで使っていた手ぬぐいの1枚が色褪せてきましたので新しいものに交換し、
古いほうを台布巾に下げることにしました。
洗面台用の布巾に使っていた古いハンドタオルも、ちょうどぼろぼろになってきているし。

そういえば最近、「針っこ倶楽部」という針仕事教室に通っています。
キモノのことでお世話になっている方が企画してくださった会で、和裁士さんにお針仕事を習おうというもの。
長じゅばんの半衿の付け方をまず習いました。

ジツハワタクシ、針仕事“も”大嫌いだったのです(ほんとうに家事嫌いでお恥ずかしい)。
取れそうになったyooのワイシャツのボタンすら付けてあげないので、yooは自分用のお針箱を持っています。
「家庭科は得意だった」とずぼらな妻を責めず、あてにせず、さっさと自分でやってしまう夫に甘え放題。
ところがですよ、2年ほど前突然キモノ熱を発症してから、針を持つようになりました。
キモノをよく着られる方はお分かりのように、『半衿問題』が発生したのです。
身内のお葬式ぐらいでしかキモノを着なかった頃は、じゅばんに半衿をつけたままクリーニングに出していましたから、半衿は付けっぱなしでよかったのですが、しょっちゅう着るようになったらそうはいきません。
ついにわたしが針仕事もするようになったのです。キモノを着たい一心で。
にぎりばさみ、絹用の針とまち針と、お道具も揃えました (*^_^*)

半衿付けは自己流ながらだんだんじょうずになっていましたが、やはりプロの方に習うと違います。
はやく、きれいに、ワンランク上の仕上がりになってきました。
次回は丈直しを習います。
半巾帯の縫い方を習う方もいらっしゃいます。

そこで、せっかく針仕事をならっているのだから、さげた手ぬぐいを布巾に縫ってみることにしました。
じゃ~ん!できたっ!
(指は針で刺して血だらけになりました)
zoukin

お裁縫仕事は、やってみれば楽しいものです。
集中している時間がいいね。

針仕事をしながらぼんやり考えました。

こうして、布巾を手で縫うことも、ミシンで縫うこともでき、面倒ならホームセンターで買うこともできる。
選択肢の中から「好きな」ことを選べるから楽しめるのであって、
手仕事するしかなかった時代の主婦はたいへんだったろうな。
「楽しい」なんてお気楽なこと言ってられないだろうな・・・・。
・・・・・・。
・・・・・・、!!

いや、やっぱり違う。
昔だって、手仕事は楽しかったのでは、と思いました。
15年ほど前、山形県鶴岡市を旅した時に立ち寄った「致道博物館」でみた、
「祝いばんどり」のことを思い出したのです。
chido museum
   致道博物館のパンフレットとチケットの半券を、大事にとってありました
   「祝いばんどり」の美しさにみとれ、動けなくなったことを憶えています

わたしが育った富山では、背負子を「ばんどり」と呼んでいました。農作業に使われるそのばんどりに飾りはなく、ただ木片を藁で編み繋いであるのもでした。
この「祝いばんどり」は、婚礼の荷物を運ぶときに使われたそうです。
モダンな配色、緻密な網目、洗練された形。
ゴージャスなもの、シンプルなもの、素朴なもの、どれも美しく目を奪われました。
これが民芸、民俗芸術なのだ。
「ばんどり作家」ではない、名もない農民が産み出した手仕事の美です。

便利なものはなくても、飽くなき工夫と好奇心が暮らしを満たしていた時代の手仕事が、楽しくないはずがない。

  ☆山形県鶴岡市の致道博物館所蔵「祝いばんどり」は、重要有形民俗文化財です
   祝いばんどりのリンクはこちら ⇒ 文化遺産オンライン


15年も前のことですが、その山形旅は楽しいものでした。
酒田市の「土門拳記念館」も、とても良かったです。



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