キッチンが好き


キッチンが好きです。
いつからだろう。なぜ好きなのだろう。誰かにこの思いを伝えるとき、言葉に迷いつつ、そのたびに違う説明をする。
好きな理由はいくらでもあり、また理由なくキッチンが好きなんだ。
キッチンが好きといっても、料理が特別好きなわけではない。食べることに対し、人並み以上に執着心があるわけでもない。「キッチン」の存在そのものが好きで、そのキッチンへの興味と探究心と愛情が醒めたことがないのです。
アパート暮らしだったころは、狭くてお世辞にもきれいとはいえないキッチンを、工夫に工夫を重ねて使っていました。
どんなに狭くても、使いづらくても、そのキッチンへの愛情が揺らぐことはありません。使いづらければなお、なんとかしてわたしらしく使いこなしてやるぞ、という意欲が湧いてくるのです。
そうやって使い倒していたアパートのキッチン。あるときそこに立っていた夫が突然、「このキッチン、すごく使いやすい!いろんなモノの配置をすごく工夫してあるね!いつも当たり前に使っていたけど、今気付いた!」と叫びました。
使いにくいことや、使っていてストレスを感じることにはすぐ気付くけれど、使いやすくストレスがないことには気付きにくいものなのだと、そのとき知りました。なにしろ「ない」のだから。

家事は得意ではないと書きました(記事10/11/02)。料理もけして嫌いではないのだけれど、なんとなくコンプレックスがあって、身内以外に料理を提供することはあまりありませんでした。気負いがあったのかな、と思います。
そのシーツに関する記事を書いた後、はたと気付いたことがあります。嫌いであったり、苦手であったりすることは、それに興味があるからこそなのではと。そもそもまったく興味がなければそれが目に留まることもなく、好きにも嫌いにもなりようがない。キライキライもスキのうち?穿ってるな!
料理に苦手意識がある、裏返せば料理に興味があるからこそ、キッチンを使いやすくして億劫がらずに料理ができるよう、わたしはアパートのキッチンに工夫を凝らしていたのだと思います。
そうやって工夫しているうちに、料理よりも先にキッチンが大好きになりました。

キッチンは一番大きな調理道具だと思います。
料理に限らず仕事の道具というものは、自分の力量と身の丈に合ったものが良い。
その道具に、自分が使いやすくなるよう工夫を加えていると、たとえ元はお仕着せのものであったとしても、オーダーメイドの道具のようになります。そして、「料理がしやすくなる」、という明快な結果が表れます。
そうやって工夫に応えてくれる「キッチン」が好きなのかな?これは今日の答え。

そんなわたしがほんとうにほんとうに、ゼロからキッチンを作れるのです!
家づくりのときは燃えました。萌え、でもいいかも。

kitchen
   存在感のある無垢板のワークトップがこのキッチンの主役
   賑やかにちらかった道具は、おいしい時間を期待させる脇役たち
   date:2004/05/03
      

COMMENT

NAME
TITLE
MAIL
URL
PASS (削除時に必要)
SECRET 管理者にだけ表示を許可する
COMMENT&
DECORATION

TRACKBACK

トラックバック

http://iesodate.blog33.fc2.com/tb.php/13-ec16e8e9

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

INFORMATION
新規ブログを開設しました

片づけ倶楽部 リコ

↑ こちらのバナーからどうぞ
プロフィール

ReCo

棲人:折谷 玲子
棲家:Maple Hut(飯綱高原)

家育てアルバム
写真をクリックするとアルバムにジャンプします