レンダリング


建築パースを描くお仕事を引き受けてから、この「家育て」の更新もそこそこにして、絵筆を持つ毎日でした。
無事納品し、翻って連日その報告記事をアップしています。

rendering
   完成し、納品させていただいたレンダリング(建築完成予想パース)
   遠景には、生まれ育った街の、山海の風景を描きました

ものづくりの場では、「一生懸命ヤリマシタ」は、胡散臭い自己満足だと思いました。
そうココロにあったとたん、目指すべき到達点のレベルが、無意識のうちにガガガっ、と落ちてしまう。
6枚描いたからって、ぜんぜんだめじゃん!求められていることがそこになければ・・・。

ひたすら、心を無にし、手垢のついていない、透明な仕事が、できる人に、なれますように。
ものづくりだけでなく、全ての仕事で。
   

色、いろいろの、お道具


さて、先日無事に納品させていただいた建築パース。
その立役者の、お道具たちをご紹介いたします。

drawing2
   まるで、公演千秋楽の舞台挨拶のようです
   主役も脇役も、大道具さんも小道具さんもご一緒に、演出家はそらで~す!

左上から
筆洗い、消し板
水滴:ヘビの文様が楽しい水注ぎ、昨年の沖縄旅行で、置物にしようと思って買いました。本当に水滴として活躍
梅皿:水彩画での色のグラデーションは、混ぜた水の量で作るそうです。メインの色を真ん中に作り、周りの梅の花びらに濃淡や、明・暗色を作りました
クリーム容れ3個:中に、複雑に調合したニュートラル色が3種類入っています(見た目は浅草海苔にしか見えない)。これを生の絵の具に混ぜると、アラ不思議、なんともニュアンスのある色に変身
溝引き定規:手描きの建築パースや、烏口を使ったデザイン清刷りがとっくの昔にこの世に絶えてしまっても、ちゃんと画材店で売られていて、うれしかった
絵の具(透明水彩、ガッシュ):今回購入した絵の具です。記事の最後にその色名を紹介します
絵筆など:(左から)ボールペン(お尻を溝引きに使う)、面相筆2種、丸筆2種、平筆3種、絵の具を混ぜるための割箸(セブンイレブンでもらった竹の割箸)、パレットナイフ2種、シリコンスクレーパー(キッチンからのお下がり、絵の具を別のお皿に移す時、これでグニッととる。ナイフより10倍仕事が早い)
携行用ドラフター:アナログ作業の必需品
ドライヤーとタオル:これでどんどん乾かしながら、作業を進める。6枚目を描くころには、左手でドライヤーを当てながら、右手で描いていました。
※以下は、舞台コールのように読んで(呼んで)あげてね(^-^)v

透明水彩絵の具
カドミウム レッド ディープ
カドミウム イエロー オレンジ
カドミウム イエロー ディープ
カドミウム イエロー レモン
カドミウム グリーン ペール
ビリジャン
コバルト ブルー ヒュー
プルシャン ブルー
ウルトラマリン ディープ
セピア
バーント アンバー
カーマイン

ガッシュ
ホワイト
ブラック
イエロー オーカー

        

ドローイング


建築の完成予想図、パースを描くお仕事をさせていただきました。
インテリアの完成イメージスケッチは、いつも自分で描いていましたが、大型の建築物の外観は手がけた経験はありません。しかも水彩画で描くようにとの指示です。いつもは色鉛筆で彩色していたので、画材としても経験がありません。
この頃は、建築の完成パースは、ほぼ100%コンピューターグラフィックスで描かれるので、手描きで描いてくれるレンダラ―はいないそうです。
依頼を下さった建築家の方は、どうしても手描きのパースで、プレゼンテーションしたいのだとか。
やったことのない、そんな仕事を引き受ける方が無責任なのでは・・・、と悩みましたが、ぜひ、ということで引き受けてしまいました。

時間だけはたっぷりいただいたので、かけられるだけ時間をかけることで、経験のなさを補う作戦です。
それしかできません。

drawing
   いつもと違うデスクの風景
   描いているのは4,500㎡の老人福祉施設、6枚目の着彩をしているところです

下絵はコンピュータグラフィックスデザイナーの方に描いていただき、それを水彩用紙に転写して着彩しました。
水彩画は学生の時以来で、30年振りに絵筆を持ちました!

1枚目:下絵の完成を待つ間、適当な素材で水彩画の練習。出したい色が全然作れない。
2枚目:12色のセット絵具ではなく、初めからニュアンスのある色材を買う。まだ時間はかかるが、だいぶ色は出るようになった。しかし筆使いが、自分でがっかりするほど雑。
3枚目:下絵が出来、本番の始まり。まだまだ荒っぽい表現ながらも、描き進める効率の良い手順が分かってくる。
4枚目:平筆、丸筆、面相筆の使い分けが分かってきて、繊細なタッチができるようになってきた。また、溝引き定規が使えるようになって、シャープな表現になり、建築パースらしくなってきた。
5枚目:絵の具の調合がだんだん早く、的確になってきた。そろそろ完成にしたい。
6枚目:とおもったら、まさかのアングル変更(p_-)、下絵をやり直してもらい、初めから描く。使用した水彩紙クラシコファブリアーノは、しっかり乾くと、ぐんと発色が良くなるクセがあることをここで発見。色の彩度を1、2段階落とすと、ちょうど良い落ち着きの仕上がりになることがわかった。

アングル変更の時は、がっくりきてパワーゼロレベルになりそうでしたが、何とかもう一度ネジ巻いて6枚目を描きました。
結果、そこで紙の性質に気付き、6枚は必要枚数であったと思うのでした。
あと面白い発見がありました。脚を組んでいると、筆がスムーズに動かないのです。絵は、手だけで描いているのではなく、体全体で描いているのですね!えっ、これジョーシキでしたか?

先日、無事に納品いたしました。臨時収入もあってうれしいにゃん(*^-^*)
   

ピンク クラウド


日曜日の夕刻、夕焼けが森まで焦がし、燃え上がっていました。


pink cloud 2
   テラスより望む
   date:2011/07/17
   

熱い ブルー


MapleHutの夏を象徴する、光。
夏の朝、階段の踊り場に映ります。

luminous blue 2
   7月10日、朝6時30分
   階段踊り場の窓辺に置いた、青いビールの空き瓶(記事10/10/04)に朝陽があたり、色が滲んで拡散している
   date:2011/07/10

※光の当たるところにガラスなどの反射物を置くときは、当たった直射日光の〝焦点〟が、可燃物上に結ばない事を確認してください。火災の原因になります。
ノイジーレイ2(記事11/06/10)で現れたガラスの焦点は、直射日光のものではなく、弱い拡散光なので危険はないと判断し、そのままにしています。
   

漬物が、キテマス


このごろ、化学調味料が気になります。「添加物がイケナイ」とか、そんな自然志向ではなく、ただ「不味い!」

おいしそうだな、と思って買ったタラコ。一口目はおいしいと感じて食べたのですが、だんだん『なんかヘン』となり、食べ終わっても口の中にそのヘンな味がいつまでも残ります。まさに後味が悪い感じ。
なんだろうと思って何気なくパックの裏のシールを読んだら、「アミノ酸」の表示がありました。
こんな旨味のかたまりみたいなタラコにまでアミノ酸(化学調味料)が使われているんだ。『なんかヘン』と感じたのはそのせいなのか、と思ったら、それが気になって気になって・・・。

わたしはお漬物が大好きです。でもスーパーに売っている漬物は、なんだか味が懲りすぎていてあまり食べたいと感じず、好きな割にめったに買いません。子供の頃食べた、ばあちゃんが作ってくれた大根の漬物が、お店にも売っているといいのに。
かといって自分で漬ける根気もなく、もっぱら漬物上手な友人知人宅でご馳走になるという、他力本願派でした。

その化学調味料が気になりだしてから、市販の漬物がおいしくないのもそのせいなのかなと思い、スーパーで端からひっくり返して裏の表示をチェックしてみました。お店の方が見たら、さぞカンジ悪かったことでしょう。
そうやって見ているうちに、「アミノ酸」の表示がない「漬物の素」を見つけました。
『これで漬物を作ったら、どんな味になるのかな?』、興味深々、さっそくやってみよう!

折しも、夏野菜が安く豊富にある季節!今年の夏はわたし的に「漬物が、キテマス!」

o'tsukemono 1
   三五八(さごはち)といって、塩、米麹、米を3:5:8にブレンドした漬物の素に漬かっている
   糠床のようにかき混ぜる必要がなく、あんがいお手軽

わたしがこんなことをするようになるなんて・・・、我ながらびっくり。夫yooは「ばあちゃん化が進行している」と言います。
かつて「ヌカみそくさい女」とは、生活に追われて身の回りのことがおろそかになってしまった女性への、蔑称のような言葉だったかと思います。失礼なことです。
でも、今はかえっていいんじゃないの「ヌカみそくさい女」なんて。なんだか、丁寧につつましく暮らしていることへの、称賛のようです。憧れます。
漬物の世話をしながら、そんな自己満足にも浸っています。

o'tsukemono 2
   野菜がぴかぴかに光って、それだけでおいしそう
   ズッキーニ:食べた時の食感がとっても良い(ちょっと感動)
   なす:なすだけかなり浅漬けになってしまった(高血圧のyooにちょうど良い?)
   きゅうり:いぼいぼが楽しい八町きゅうり(須坂市八町の特産品)
   みょうが:みょうが大好き、薬味以外で食べられてうれしい

自分で漬けると、塩加減や漬かり具合が好みに調整できていいですね。
味ももちろん、大満足!
   

梅雨があけた朝


くっきりと梅雨があけました。洗濯ものがよく乾いて楽しいです。

梅雨の間は、毎日が雨か霧。ひっそりと薄暗かった森にも真夏の強い日差しが差し込み、樹々の緑がまぶしく光っています。

morning sun 2
   北側の窓辺に朝日が差し込み、花と花瓶がきらめいていた
   ぽってりした形がかわいいこの花瓶は、本当はキャンドルスタンド
   date:2011/07/10
   
  • 2011/07/08/Fri 23:40:00
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  • CATEGORY:飯綱便り

雨の風景も、また楽し


梅雨明け宣言はまだながら、雨の降り方が変わってきました。
昼間は晴れていても夕立がざぁぁぁーーっと降る、もう夏ですね。
夏は待ち遠しいけれど、雨は雨の風景がまたよろしい。

イヌエンジュの幹が雨に濡れ、野武士のように猛々しい姿を見せてくれました。

inu-enju 3.2
   濡れていないときの姿はこちら
   date:0211/06/25
   
  • 2011/07/06/Wed 12:00:00
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  • CATEGORY:飯綱便り

ヤマボウシ


今年はヤマボウシの花がたくさん咲きました。
里ではもう散ってしまったヤマボウシ、飯綱では今が盛りです。
3年ほど前、全く花をつけなかった年があり、もう寿命なのかと心配しました。
今年は、今までで一番たくさん咲いているように思います。

cornus kousa 1.2
   まるで、ふわふわのメレンゲをたっぷりと乗せたような姿がカワイイ
   久しぶりに爽やかに晴れ上がった今朝、日差しを浴びて純白の花がまぶしく光っている
   date:2011/07/06

cornus kousa 2.2
   その1週間前、緑色だった花弁が白くなり始めた頃
   花びらに見える白い部分は総苞片で、中心の緑色の実のような部分が花(頭状花序)なのだそうです
   花の部分は、秋になると真っ赤に熟します
   date:2011/06/29
   

夏至の頃


MapleHutは上から見ると、きれいな長方形の形をしています。
その長手方向はきっちりと東西を向かず、40度ほどずれています。そのせいなのか、窓から差し込む太陽の光が思わぬところへ届き、一年中見飽きることがありません。このブログでも、季節ごとその表情を紹介してきました。

そんな光の中で一番は、夏至の頃の光です。
夏至の前後の2、3週間だけ、夕方東の壁の隅に現れる光。
この光は見れない年もあります。というのは梅雨時のことですから。昨年は、雨がやんでも霧が出ていてほとんど晴れ間がなく、見ることができませんでした。

gashi haze
6月29日午後5時28分に現れました。
夕方だというのに、夏の太陽の強い日差しは壁を焼かんばかりにまぶしい。

geshi haze 1
同じく5時31分、光が幻燈のように壁を動いていく。
次はいつ見られるか・・・分からないから全身でみとれていたい・・・でも写真で伝えたい・・・。

なんとか撮りました。しかしこの光の妙は、わたしの写真技術では伝えきれません。残念です。
   
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