• 2010/10/27/Wed 09:26:15
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  • CATEGORY:飯綱便り

襖絵変化初雪


一昨日、「今年の秋はのんびりやさん」と書いた。夏の暑さに押されてか、のんびりと訪れた秋。
冬はまだまだ当分先だと思っていたら、初霜を見る前に初雪が降った。
昨夜8時ごろ、雨が雪に変わる。
ここに住んで10年、10月26日の初雪は一番早い。

ふふふっ、冬はだいすき!

fusumae-hatsuyuki
   まだ紅葉が始まらない樹も雪で真っ白に
   季節が大きくオーバーラップするのは、ここ数年の傾向のような気がする
   date:2010/10/27
    
  • 2010/10/25/Mon 12:03:50
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  • CATEGORY:飯綱便り

今朝の紅葉


ブログらしく、今日の出来事を綴ってみる。
今年の夏は暑かった。夏のまま、もう秋など来ないのでは・・・と疑いたくなるほどでした。
とはいってもここは標高1150mの高地ですから、昼間どんなに暑くても熱帯夜になることはなく、それで「暑い」といったら殺人的な暑さに苦しまされた方々に叱られそうですね。
待ちわびた秋は、のんびりと飯綱高原に訪れました。紅葉が見頃を迎えています。
今日は10月25日。10月27日に初雪が降った年もあることを思うと、今年の秋はどこかで寄り道してたみたいに遅れてやってきました。
森は季節ごとに、素敵な表情を見せてくれます。紅葉が進むこの時期は毎日毎日、そして朝と夕でも変わるのです。
リビングから窓越しに見る森の風景は、まるで日々掛け替わる襖絵のよう。
紅葉の色付きぐあいだけではなく、晴れた日、雨の日、霧がかかる日、当たり前のことだけどみな違います。

今日は明け方の雨がやみ、少し霧がかかっていました。静かな音楽が流れているような風景です。

fusumae-autumn
   まるで一幅の襖絵を見るような秋の風景
   date:2010/10/25

maple-autumn
   ウワミズザクラとシラカバはもう葉を落とし、クリとモミジはまだうすきみどり色
   イタヤカエデは色付きのピークを迎え、黄金色に輝いている
   Maple(イタヤカエデ)は今、身長何センチ?ずいぶん大きくなったなぁ
   date:2010/10/23
       
  • 2010/10/23/Sat 14:37:48
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  • CATEGORY:家づくり

狭たのしい和室


暮らしにくい家を評して、「狭苦しい」と言うことがある。家は広いほうがいいの?
狭いより、広いに越したことはない。
少ないより、多いほうがきっといい。
寒いより、暖かいほうがいいに決まっている。
高いより、たぶん安いほうがいい・・・キムタク(がでているCMで)もそう言っているし。
それはあたりまえのようで、その判断のモノサシを疑ったりする人はいないのかな。「狭い」ことは、「苦しい」ことなのだろうか。
子供の頃押し入れに潜り込んで、雑誌の付録に付いてきた幻燈をする時ワクワクした。叱られて押し入れに入れられた時は怖いくせに、自ら進んで入る時は楽しかった。
「長くつ下のピッピ(リンドグレーン著)」が木の幹に穴を見つけ、そこから狭い洞に潜り込むシーンを読んだ時の気分を、何十年経った今でもありありと思い出すことができる。ピッピが羨ましかったな。
空想の中でピッピと一緒に洞に入り、見上げた頭上の穴から、青空ときらきら光る葉裏が見えました。
それ以来40年の長き、大木を見ればその幹に洞を探してしまいます。
狭いから楽しい!それもアリでしょう。

我が家の「和室」は2畳です。そこに奥行30㎝ほどの床の間がついています。和室の天井は屋根の傾斜が表しになっており、一番低いところは高さ130㎝しかありません。
そもそも設計の第1案には和室、いわゆる畳の部屋が全くなく、全部板の間でした。生粋の日本人としては畳の感触は捨てがたい感もありますが、ないとコマルほどではありません。
ただ、お気に入りのちゃぶ台を置いて似合う空間が欲しいなと思っていました。和の室礼も時には楽しみたいし、狭くてもいいから「和室」があるといいな~。
提案された図面を見ていると、キッチンの上が吹き抜けになっていました。キッチンの上が吹き抜けだと恰好はいいけれど、調理中のにおいや煙があっという間に2階までに広がってしまうのでは。それは少し問題があります。
ならばここは吹き抜けにせず、キッチンに天井(すなわち2階の床)を設け「和室」にしよう!
そうして出来上がった「和室」は、広さが2畳+床の間、傾斜天井が低く迫ってくる、まるでほら穴のような部屋です。子供の頃に、とてもとてもとても憧れたピッピの「木の洞」が、わたしの家の中に実現しました。
ただでさえ梁が低いところに、和室の床レベルを20㎝上げ、入り口の開口高さは118㎝しかありません。まるで茶室のにじり口のようです。ここで何度か頭をぶち、悶絶しました。悪いことに客人もその頭をぶちました。
デンジャラス!危険は(危険も)楽しい。
危険を承知で和室の床レベルを上げたのは、手前の洋室と空間の区切りをはっきり付けたかったからです。洋室の床板と畳のレベルがそろっていると、2畳という広さ(狭さ)ではだらだらと空間がつながってしまい、和室が洋室の付属物になってしまうような気がしました。ここにはバリアフリーはいらない。
たとえ2畳でも「畳コーナー」ではなく、いっぱしの「和室」としてその存在感を醸し出してほしい。
結果狭くて危険で、そしてそれがとても魅力的な「居場所」が生まれました。
棲人だけでなく訪ねてきた人は皆、この和室が大好きになります。皆それぞれ、この和室でその人らしい過ごし方をします。

狭いって、楽しい!

j-style
   和室の地窓から差し込む光でだいじな手紙を読んでいるwithミルクティー
   date:2010/02/07
        
  • 2010/10/10/Sun 23:09:05
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  • CATEGORY:家づくり

美しく朽ちていく家


もうずっと以前のことです。ある木工作家の方が、木の家具の良さについて語っていた言葉を、今でもとても印象深く憶えています。
「だいたいのものは、出来上がったときが一番キレイで性能もいい。そして時間が経てば、だんだん劣化し、輝きも消えていく。木製品だって使っていれば傷になったり、手入れが悪ければ艶もなくなるだろう。でもね、なんていうかな、木製品は劣化はするけれども、『最期まで美しく朽ちていく』、その様がいいんだよね。」
「だから木工家具はとても寿命が長い。その時間の長さに耐えうる仕事をしなくちゃと思う。」
美しく朽ちていく・・・その言葉にはまるで、生き方まで問われているような力を感じ、以来わたしにとって大切なひとつの美の基準となりました。

家を設計していただくときに、お願いしたことが3つあります。
 土地をねじ伏せるような建て方をしない(まるでここに家が芽をだし、森と一緒に育ったかのような佇まいに)
 うそのある材料の使いかたをしない(予算が足りなくて安物を使うとしても、ちゃんと安物らしく)
 美しい光がある(すなわち美しい影がある)

わたしなりに、「美しく朽ちていける家」を心に描き、思いを込めてしたオーダーです。
時代というふるいにかけられ、時間という樽の中で熟成されながら、常に新しい美しさを纏えるような、そんな家が生まれたらいいな。
それにしてもこれから「新築」するっていうのに、「朽ちる」ことを先にイメージするなんてだいぶへそ、曲がってる?

maple leaf
   はらりと落ちたイタヤカエデの葉に秋の日差し
   風雨にさらされたテラスの床板は、経年変化して錆色に輝いている
   date:2010/10/10
     

片付けました


余計なモノを持たない派のわたしでしたが、ここに暮らして10年、ふと見回すと「もしかしてこれ、10年間全く使っていないかも」、と気付くものが結構ありました。
日頃、モノを出しっぱなしにしないよう、工夫しながら暮らしています。できるだけモノを持たないようにしているのもそのためで、モノが少なければ出しっぱなしにすることすらできないはず。
それは、「住まいがオシャレに見えるように」、なんて気の利いた発想ではなく、ただただ「そのほうが掃除が楽」、という堕落主婦の短絡的な思いつきなのでした。
そんな我が家でも、10年という歳月の間には思いの他、モノが増えていました。

わたしは収納が得意です。残念ながらそれぐらいしか特技がないので、憚らずに言わせていただきます。
その特技を遺憾なく発揮し、住まいはすっきりと片付いている、はずでした。ところが10年を機に、改めてじっくり見回すと、家の中は不用品で満ち満ちていたのです。
どうして、いつのまに、こんなことに。
ヘタに収納が得意だったためにきっちりと、そして要るモノも要らないモノもいっしょくたに仕舞い込まれていました。モノが出ていないので、一見するとリビングは問題なく片付いているように見えます。でも、納戸やクローゼットの中でモノたちは、打ち捨てられ窒息寸前、もう息も絶え絶えになっていたのです。

ごめんなさい、わたしの家。ごめんなさい、大好きだったはずのモノたち。
モノたちの嘆息に気付いたわたしは、暮らしと住まいを見直すべく、「お片付けプロジェクト」を急発進させたのでした。
 (つづく)

quiet blue
   青いガラスが好きです
   10年間ずっと、階段の窓辺でわたしを楽しませてくれたビールの空き瓶
   冬の夕暮れウルトラマリンブルーがやがてプルシアンブルーになり、闇に溶けてなくなる静かな時間
   date:2010/02/24
    
  • 2010/10/02/Sat 15:46:53
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Mapleとの出会い


雑木林だったこの土地と出会ったのは、12年前の秋。
道を間違えて、飯綱高原居住エリアの奥へ入り込んでしまったその先で、シラカバやコナラが育つ一画がわたし達を待っていてくれたのでした。
土地のほぼ中央に、イタヤカエデ(Maple)がゆったりと、その幹を空へ伸ばしています。
そんな森の風情に惹かれ、ひと目でここに住むことを決めたわたし達。
森のじゃまをしないよう小屋(Hut)ほどの家を建て、暮らし始めて10年の歳月が流れました。
いつのまにか樹々は、屋根を覆うほどに背を伸ばし、大きく枝を広げています。
棲人ふたりの暮らしをしっかり受け止め、そして守ってくれたこの家も、人間でいえば成年期を迎えるのかな?

わたしは棲人として、ちゃんとこの家を育てられただろうか?
今日からわたしの「家育て」の記録を紹介しつつ、住まいと人、その暮らしについて、書き綴ってみたいと思います。

morgenrot
   モルゲンロートのテラスにて
   左下にテンの足跡が・・・テラスからイタヤカエデの幹へジャンプしたみたい
   date:2009/12/15
    
INFORMATION
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プロフィール

ReCo

棲人:折谷 玲子
棲家:Maple Hut(飯綱高原)

家育てアルバム
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