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キッチン最短動線


《キッチンが好き》のコーナーは続きます。
今日は、「配膳スペースと食器洗浄機とカップボードのうふふな関係」についてです。


前々回のエントリーでご紹介した家電コーナーを背にし、シンク側とその向こうのリビング方向を向きました。
シンクの左側は、配膳スペースとその下に食器洗浄機が収まっています。
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食器洗浄機はミーレの G 1502 SCu です。
2年前、それまで使っていた食器洗浄機が壊れてしまい、買い替えたものです。
  ☆食器洗い機を買い替えようかな ⇒ (12/01/07)
  ☆食器洗い機、買い替え検討中 ⇒ (12/01/16)


食器洗浄機をキッチンプランに入れる場合、ほとんどのプランは調理スペース(シンクとコンロの間)の下にセットされています。
そこがベストポジションなの?という疑問を常々抱いているのですが、それには様々な事情があるのでしょう。
 ※その事情についてはここでは触れませんけれど
Maple Hut ではその様々な事情を乗り越え、シンク横、キッチン端の配膳スペース下にセットしています。
その使いやすさをごらんあれ~(*^_^*)v
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とこのように、
洗い終わった食器を片づける動線が、これ以上なく最短となってます。


料理し終わって配膳するときは、
食器をカップボードから出し、配膳スペースに置き、
料理をここで盛り付け、
テーブルに出す。

この動線もシンプルです。

 ※調理スペースと別に配膳スペースがあるので、
 調理中のちょっと手が空いたときに、先に器を出して並べてしまいます



食事が終わって食器を配膳スペースに戻し、
器に残った残菜を処理し、
食器洗浄機にセットする。

当然この動線もシンプル。



記事冒頭の写真で、
食器洗浄機とワークトップの隙間にトレーが入っているのが解りますでしょうか?
引き出すとこんな感じ。
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配膳スペースで盛り付けが終わったら、このトレーを出してテーブルへ!

トレーって、意外と収納場所に困るものです。
キッチンに似たようなサイズのものがないからでしょうか。
収まりやすい場所があっても、高いところだったりして使いにくいことが多い。
毎日使うものですし、結局出しっぱなしにされているのをよく見かけます。

食器洗浄機の高さをあえて低く設定し、ここにトレーが収まるようにしました。
大成功!
ではあったのですが、
長年使っているうちに、白い方の樹脂製のトレーが、洗浄機の熱でゆがんできました。
それは最近のことなので、普通の経年変化かもしれないけど。
良い子は真似しないように(^O^)/

またまた余談ですが、
大判の白い樹脂製のトレーと2枚の小判型の木製トレーは、
3枚とも結婚当初から使っています。
ホント、わたしってしつこく捨てない(*^_^*)
ついでに、
ワークトップの奥にちょこっと見えている、コーヒー豆が入っているガラスのキャニスターは、
なんと学生時代に買ったものだし!




食器洗浄機の蹴込の部分に置いてあるのは、専用洗剤です。
洗剤は詰め替え用を買って、市販の調味料入れに入れています。
フタがパカッて開くところがべんり~!
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ずっと愛用している洗剤のパッケージがデザイン変更されて大きくなり、
ここに入らなくなってしまいました。
他に洗剤のベストポジションが見つからず、
残念だな~、って思ってたらツルヤでこの容器を見つけました!
これこれ!



次回の《キッチンが好き》は、ワークトップの上をご紹介します。




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シンク下が大活躍!


長らく冬眠状態だったカテゴリ《キッチンが好き》、春とともに(?)活動開始しています。
前回のエントリーに引き続き、Maple Hut キッチン収納のご紹介です。

シンク下と、調理スペースのコーナー部分の収納を、奥までずずずいっとご覧ください。
前回も書きましたが、U型やL型のキッチンは、作業性が抜群に良い代わりに、コーナー部分の収納が使いにくいことが弱点です。
Maple Hut ではシンク下を丸々オープンにして、キャスターのついた市販のプラスチック製引き出しを、コーナーの下に二つ入れています。
シンク前には、台布巾、ハンドタオル、キッチンクロスが掛けられています。
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手前側の引き出しを引っ張り出したようすです。
調理中はこの状態で使います。
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それにしても…、見事だと思いませんか?このサイズピッタリ感!
引き出しを買ってきて入れてみた時は、思わず「おぉぉぉ~~~!!!」と感嘆の声を上げてしまいました。
引き出しとシンク、調理スペースのワークトップとの隙間が、なんと両脇とも1㎝ぐらいしかありません。
「寸法の神様」いらっしゃいませm(_ _)m
  ☆寸法の神様については ⇒ こちら
  ☆こうした市販のキッチン収納用品は、一般的なキッチンのカウンター高85㎝に合わせ、
   キャスターを含めた高さが83cm前後に作られています。
   Maple Hut のキッチンはシンク側のワークトップ高が90cmなので、市販の規格の収納用品が入りました。



その3段の引き出しには、乾物類の食材が収納されています。
左が一番上、右に順に下段となります。
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《写真左》和風っぽい食材
手前から、
かつお節、昆布、煮干し、椎茸の、出汁っぽいもの
胡麻、豆、きな粉、葛きりの、穀物っぽいもの
高野豆腐(豆類?)、車麩や、その他の和っぽいもの

《写真中》洋風っぽい食材、他
手前から、
インスタントスープ、
カレー、シチューのルー
マカロニ、ショートパスタ
ワカメ、きくらげの海藻っぽいもの
今日はありませんが、ひじきや切り干し大根もここです
その他のもの

《写真右》粉っぽい食材
うどん、そば、パスタの麺類
小麦粉、砂糖、塩(これらは調理スペースの上に小分けして置いてあり、ストック分がここ)


保存食材のラインナップから、我が家の食生活の貧弱さが暴露されてしまいました、はははっ。



奥の方の4段引き出しを出してきたようす。
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出し入れがめんどくさそうに見えますよね、きっと。
でもそう感じたことはあまりありません。慣れたせい?
あ~、その様子を動画でお見せしたい。



そしてその収納の中身です。
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《写真左》保存用品
見えていませんが、底の方に大きいサイズのジップロックがあります
電子レンジで食材を温める時、使い捨てではない専用の蓋を使うようになってから、普通サイズのラップはほとんど使わなくなりました。

《写真その次》キッチンクロス
手前は食器用、奥は食材の水気を取る時用

《写真またその次》ごみ袋各種

《写真右》お手入れ、掃除用品

過去記事で紹介した時は(12/11/29)、ジップロックと普通サイズのラップは調理スペース下の引き出しに収納していました。
その後片づけが進んで、この4段引き出しの2段が空になったので、使用頻度の低いものをここに仕舞い直しました。



シンク前のタオル類を取り外したようす。
2台のプラスチック引き出しとキャビネットの間にあるのは、縦型の米ビツです。
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シンクで冷たい水や熱いお湯を流すため、その下は温熱環境が良くなく、しかも湿気がちなため、ここは収納には向いていない場所です。
ですので、シンク下はオープンにし、ゴミの分別ステーションとなっています。
オープンにすると湿気はこもらないし、コーナーは収納に使えるし、置き場に困るごみの指定席ができて、一石三鳥とはこのこと!

二つのゴミ箱は、廃プラ用と、生ごみ用です。
リビングダイニングにごみ箱を置いていないので、一般ごみも全部ここに捨てます。
家を建てた後で廃プラの分別が始まり、無印良品で同じものを買い足しました。
何年経っても同じものを作ってくださる無印さん、有り難いです。
それにしても、ここにも「寸法の神様」が \(*^_^*)/
二つ目のゴミ箱を入れてみたら、ぬあ、ぬあ、ぬあんと!!!
排水トラップとの隙間が、今度は1㎜もありませんでした。
測って作ったってこうはいくまい!

話しはそれました。
ゴミ箱の右の四角い洗い桶は、キッチンまわりの掃除用で、
その中にある透明の四角いバケツには、缶、ビン、ペットボトルの空容器が仮置きされています。
これにいっぱいになったら、納戸の所定の場所に移動し分別します。

その奥に見えるゴミ袋スタンドには、不燃ごみが分別されています。

左の奥にぽかんと浮いて見えるのは、シンクで使う洗い桶で、S字フックに引っ掛けてあります。
この桶は、大量の野菜や、冷たい麺類を洗うための食材専用です。
食器はどうやって洗っているかというと、基本的に食洗機で洗うので手洗いの量は少なく、その日に使った一番大きい鍋やボウルに浸して洗っています。



うっ、長くなってすみません。
ブログを書き始めた頃のクドサがぶり返してきたみたい。

キッチンと片づけのこと、書きだしたらこうなっちゃうんです



次回は、食器洗浄機とカップボードと、配膳スペースとのうふふな関係についてです。




あきもせずキッチンが好き/コンロ下の収納


カテゴリ《キッチンが好き》、一年と四カ月ぶりの更新です。

あまりに久しぶりの更新なので、少し振り返らせてください。
ブログを始めてからは、3年半になりました。
その頃は病気療養中と称して仕事を休業し、ほとんど引きこもり生活を送っていたのです。
休業はこのまま廃業になるんだろう…。そんな風に思っていました。

少しずつ体力と気力が戻ってきた頃、ある方にブログかホームページを開設することを勧められました。
私は、仕事に復帰できる自信はありませんでしたから、オフィシャルなイメージがあるホームページより、気軽に書けるブログの方を選んだのです。

引きこもり生活をしながら住まいの片づけをし、その中で気づいたことを記録していこうかな~と、誰に向けてでもなく書きはじめたら、自分でも驚くほど言葉があふれ出して…。

自分の中に詰まっていた言葉を全部出してみたい興味にかられ、このブログを続けてきたわけです。
昨年は絶対復帰など考えられなかった建築のお仕事をさせていただき、ブログの方は長らく放置状態でしたが、まだ書き終わらないので続けてまいりますです(^_^)v
どんだけ勝手ペースなんだ、という感じですみません。

で、前置きが長くなりました。
このブログのテーマは、
片づけ
住まいづくり
家育て(住まいをつくった後の暮らし)
キッチン
です。

今日はキッチンのお話しです。
  ★カテゴリ《キッチンが好き》の過去記事 ⇒ こちら


《キッチンが好き》最後のエントリーは、調理スペース(シンクとIHヒーターの間)下の収納でした。
お次は(って一年四か月ぶり)その右側、IHヒーター下と家電コーナーをご紹介します。


まずはおさらいで、Maple Hut のキッチン全体をどうぞ。
ペニンシュラ(半島)タイプのU型キッチンです。
U字の左はダイニングに向いたシンクで、右は家電コーナーになっています。
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キッチンに入り、右方向を向きました。
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IHヒーター下のキャスター付き引き出しを、少し引き出したところです。
中には鍋とフライパンが入っています。
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U型やL型のキッチンは、作業性に優れていますが、コーナー部分の収納が劣ってしまうのが欠点です。
U型、L型のキッチンのプランをするときは、コーナーキャビネットをどのように使うかがポイントになりますが、わたしはそこを凝らずに、「収納はない」ものとしてプランします。
もちろんその分を別の場所に確保することを忘れずに。
Maple Hut のようなオーダーで製作する場合、こんなコーナーの使い方もできて面白いですね。



引出しを全部引き出したところです。
引出し前板の裏にある、鍋蓋を立てておくためのバーは、自分でDIYしました。
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IHヒーター下の引き出しを全部出した状態の、家電コーナーのキャビネットの中です。
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キャビネット《右側》の、電子レンジの下は、
インスタント、缶詰食材が入ったバスケット
 ☆ここは電子レンジと冷蔵庫の放熱の影響を受ける部分ですから、デリケートな食材は保管しません
キッチン用タオルのバスケット
(キッチンで使うタオルは、洗面室で使ってくたびれてきたものや、粗品でいただく名入りのタオルです)
台布巾とおしぼりタオル
奥の方にピッチャーと水筒類

《左側手前》引出しを出さなくても手が届く部分には、、
調理酒、食用油、てんぷら油、ゆで卵器、
お出かけに使うマイマグ、
が置いてあります。
縦型の大きめの保存容器は、ノリ専用です。

《左側奥》手が届かない部分には、
めったに使わない製菓道具と行楽用お弁当道具、漬物器、
電気ポット、ワインクーラーなどです。


やや振り返って、冷蔵庫側を見ています。
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冷蔵庫のダイニングから見えない側には貼りものが…。
クーポン券、メモパッド、タイマー、リサイクルはさみ、輪ゴムです。
冷蔵庫の上に載っているもの(わかりますか?)、これは古いタウンページです。
  ☆タウンページの使い方はこちら ⇒ (10/12/28)
炊飯器と冷蔵庫の間にある二つのバスケットのうち、
左のバスケットには、着古したTシャツを小さく切った使い捨て用の布巾が入っています。
右はフランスパン専用のバスケットです。
これは結婚した時お祝いにいただいたもので、
中にはレシピのファイル、ふりかけとかのご飯の友、
鍋つかみ、鍋敷きといった「薄いもの」が入っています。
もちろんフランスパン用としても時々使います。
クロスを敷いて、バケットのサンドイッチなんか並べるとよいのよ~。
あっ、今日は結婚記念日!30年です。ちなみに30年前の今日、グリコの社長さんが誘拐され、大変な騒ぎでした。



シンク、調理スペース、IHヒーター、家電コーナー、冷蔵庫、カップボードのつながりはこんな感じ。
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次回はシンクまわりをご紹介します。



キッチンの心臓部、かな?/調理スペース下の収納


MapleHutのキッチンを紹介しています。
   ☆キッチンの配列は過去記事をご覧ください ⇒ こちら
   ☆カテゴリ「キッチンが好き」の全過去記事は ⇒ こちら

キッチンは何をするところ?と尋ねられれば、
「料理をするところ」、たぶんこれしか答えはありません。

料理はすなわち「作業」ですから、「道具」が当然必要です。
「食材」は言うまでもないことですが。

キッチン本体は「大道具」、
電子レンジやフードプロセッサーなどの家電品なんかは「中道具」、
鍋やフライパン、その他の細々したものをまとめて「小道具」としましょう。

すぐに取り出せる場所で、
いつ出番が来ても大丈夫なように、
小道具たちがスタンバイしていると、
調理の作業はスムーズに流れます。

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「すぐに取り出せる場所」といったら、
調理スペース(シンクとコンロの間)の真下でしょう。
ですので、鍋やフライパン以外の小道具を全て、ここに集中配備します。
 ※当たり前のことのようですが、ここに食器洗浄機がセットされているプランが多い
最も頻繁に使うレードル類とパウダー類は、ワークトップに出しっぱなしで、
引出しは深さを変えて4段あります。

この調理スペースと引き出しの前に立ち、ほとんど動かずに作業の半分以上をこなすことができます。
ここをセンターとして、シンク側に一歩、コンロ側に一歩動けば、作業の7~8割です(だいたい)。


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まず一番上の引き出しです。
深さの有効寸法が6.3㎝しかありません。
本当はこれほど浅くするつもりはなかったのですが、計画当時まだ家具設計に慣れておらず、
引き前(引出し手前の板)の寸法を指定したら、キャビネットの厚みがその寸法に含まれてしまい、
こんなんになっちゃったの。
仕上がりを見て当然、『失敗だぁー』と青ざめました。
がしかし、がしかし、これがなんとも使い勝手がよかったのです!!!怪我の功名とはこのこと。
浅すぎて道具を重ねることができないため、ぱらぱらっと撒いたようにしか収納できず、
結果、すべてのモノが一目で見渡せるので取り出しやすく、死蔵品がひとつもありません。

真ん中のトレーは、一番使う「切る道具」
左のトレーは、「竹っぽい道具」と「網っぽい道具」と、茶葉をすくう用のスコップ
右のトレーは、「ステンレスっぽい道具」と「イタリアンっぽい道具」
その右は刺身包丁とパン切包丁で、超ミニサイズのナイフレストは自分で作りました


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お次は2段目で、深さの有効寸法は12.5㎝です。
ラップ類の下には、ジプロック(シールパック)が3種類納まっています。
スパイス類がこれだけしかないのは、最近シーズニングスパイスを利用するようになったからです。
たくさんの種類のスパイスを持っていても、少ししか使わないうちに香りが飛んでしまうことが頻繁にありました。
そんな香りの抜けたスパイスを使うより、料理ごとにブレンドされたものを利用する方が、美味しくできますからね。
満足度から、割高も気にならなくなりました。
この道具類の中には、独り暮らしの学生時代から使っているものもあり、ずっと現役です(^_^)v


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3段目で、深さは12.5㎝。
ザル、ボウル、密閉保存容器類とお弁当箱です。
保存容器は、お片づけプロジェクトで大量に捨てました。
一つ一つよく見ると、使えるけれども古くなってべとべとしているものや、変色しているものが多かった。
べとべとしてしまうのは、経年劣化でプラスチック成分の油分が沁み出すからです。
不衛生なので処分。

それ以降は、特殊なサイズ以外はジプロックに統一しました。
ジプロックが発売された時は感動しました!
一つ、スタッキングできる!(保存容器はかさばって収納しづらかった)
一つ、食器洗浄機でフタも洗える!(ふつうフタは耐熱温度が低いため、食器洗浄機では洗えない)
一つ、適当な時期にダメになるので、引退勧告しやすい!
で、ジプロックの大ファンです。


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一番下の段は、深さが24.5㎝です。
バット、耐熱皿、蒸し物用の網、落し蓋などを、ブックエンドを使って立てて収納。
あとは、スライサーセットと、すり鉢、おしぼり、洗剤類。


以上が「小道具類」のセットアップです。


システムキッチンの収納は、現在ではほとんどが引き出しタイプになりました。
屈まないと中のものが見えない扉タイプよりは、確かに使いやすいのかもしれませんが、
ちょっと深すぎるのではないかと思うことがあります。

引出しが深いと、モノを重ねて収納しがちになり、下のものは出しづらいだけでなく、
良く見えないためにその存在を忘れてしまうのでは。

存在を忘れてしまっては、モノを持っている意味がない。
使われなければなおさらです。

モノは使うためにあるのですから、
いつでもすぐに使えるようにスタンバイしている状態が、
理想的な収納といえるのではないかな。





やっぱりキッチンが好き/キッチンの配列


ブログ「家育て」を初めて3年目になりました。
本来のテーマは Maple Hut(わたしの家)の紹介なのに、
片づけのお仕事を始めてから、その関連記事ばかりになっています。
キッチンのお話で、久しぶりに本題に戻ります。
  ☆カテゴリ「キッチンが好き」の過去記事は ⇒ こちら

久しぶりなので、過去記事に紹介したキッチンの画像でおさらいを。
ダイニング側から見たキッチンです。
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キッチンの配列を上から見るとこんな感じ (^_^)v
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   友達を招いてランチ会しました(時ならぬ大雪に見舞われた春のことです)
   keoが準備を手伝ってくれました
   メニューは、エビとブロッコリーのリゾット、菜の花とホタルイカの辛子酢味噌和え、
   素揚げした根菜いろいろのマリネ、ジャガイモにグリュイエールチーズをたっぷりのせて焼いたの、
   あとはぁ~、なんだっけ?、え~っとぉ、わすれちゃったぁ~、ぺろっ
   date:2012/04/05

配列はペニンシュラ型とU字型を組み合わせたタイプなので、動線はとてもコンパクトにできています。
シンク、コンロ、冷蔵庫の3点を結んだ線を、キッチンプランニングでは『ワークトライアングル』といい、
その寸法計画が設計のベースになります。
ワークトライアングルの3辺の長さの合計が、3m60cm~6mに設計するのがセオリーです。
それ以上長いと、調理の作業中長い距離を動き回ることになり、なんだか疲れるキッチンになってしまいます。
たとえ広い面積がキッチンに割り当てられていたとしても、ここはコンパクトに抑えます。

セオリーですが6mでも長いような気がするので、実際にキッチンを設計するときは、5m以内にしていました。
女性の小股歩きの歩幅を55cmとすると、約9歩です。

Maple Hut のキッチンは、3m60cmで、1辺が2歩ちょっとずつ。
冷蔵庫の開き勝手の関係で、実際の作業動線はもっとコンパクトです。
トライアングルの中心から、各辺にピボットで移動できますから、ほとんど動かないように感じるほどです。
こんなにコンパクトなのに、4人ぐらいでキッチンに立てるんですよ!フォーメーションは必要ですけどね。
シンク前にひとり、調理スペースとコンロ(IHヒーター)にひとりかふたり、シンクに向かって左側の配膳スペースにひとりかふたり。

U字型のキッチンはワークトップの面積が広いので、
キッチン作業のの5つの要素を、充分かつバランス良く配分することが可能です。
  <5つの要素>
  1.配膳スペース
  2.シンク
  3.調理スペース
  4.コンロ(ドロップイン)
  5.家電スペース
調理スペースが広いほうが調理作業がしやすいように考えがちですが、家庭での調理はひとりですることが多いので、極端に広さにこだわることはありません。
広く取りすぎて、シンクとコンロの距離が延びると、その分動線も長くなり不都合も起きます。
パスタ鍋にお水をいっぱい入れてコンロに運び、茹で上がったらシンクで湯切り、の行ったり来たり、
また、煮物のお鍋からアクをすくってシンクに捨てるとき、
小股で2歩以上は遠すぎです。
洗い物が面倒だという意識が強くて、シンクを大きくしたいというご希望もあったりしますが、そのために調理スペースが狭くなってもバランスが悪くなります。
5つの要素と作業動線(ワークトライアングル)のバランスで、キッチンの使い勝手が決まります。
バランスがまとまっていれば、ギャレーのようにきゅっと引き締まったキッチンも作れるし、
ああぁ、それもすてき!

キッチンは「道具」ですから。

道具の設計は、その「用」に尽きると思うのです。
「用」がきちんと満たされたものは、特別にデザインしなくてもそのままで美しいと思うのです。
それが、用の美、というものなのでは。
いえ、それはわたくしなんぞが語れることではありませんでした。
失礼しました。

さて、Maplr Hut のようなU字型のキッチンは作業スペースを広く取りつつ、動線をコンパクトに設計できる点は優れていますが、欠点もあります。
まずは、複雑な造りになるため、製作費が高額になります。
またコーナー部分のキャビネットは収納に向いていないので、収納力は著しく落ちます。

そんな重大なふたつの欠点をどうカバーするかが、プランニングのキモとも言えるでしょう。

Maple Hut ではどうしたかというと、
キッチンの使い勝手という機能は絶対守りながら、細部のオーダーで「安あげて」造りました。
オーダーキッチンというと、ゴージャスで贅を極めた、というカンジがしますが、
見方を変えると、自分に必要ない機能はオーダーで極限まで削れるので、そんな造り方もできるのです。

ポイントは、自分(わがや)に必要なモノとコトは何か、必要ないモノとコトは何かを、きちんと知っていることですね。

うちのキッチン、笑っちゃうくらい安普請なんです。
でもワークトップは、厚みが38mmもあるタモの無垢板です。
その安普請っぷりは、順次ご紹介しましょう。
  ☆さんざん悩んで決めたワークトップのこと、よろしかったら過去記事でご覧ください こちら

そして収納力のなさ。
これは Maple Hut にとってはあまり問題はありません。
なぜなら、しまうべきモノがそもそもないから。
あと、安普請にしたために、思いがけず収納しやすかった、というおまけがありました。

うふふ、大好きなキッチンのお話、まだ続きます (*^_^*)







世界最薄カップボード


先日パントリーを片づけました(12/06/12)
パントリーには使わなくなった収納グッズを仕舞っていて、それらの出番がまたあるかもと思ってとって置いたものの結局最後まで必要になることはなく、それらをいっさい処分してパントリーの中をすっかり片づけました。
そこで、やっと、キッチンの最終片づけにもとりかかれました。

来週は片づけレッスンの受講生さん達をお招きすることですし、
収納のお手本になるようにしておきたいですし。

キッチンの片づけは、「お片づけプロジェクト」を始めた頃、真っ先に片づけていますが、
キッチンとつながりのあるパントリーの片づけが終わっていなかったので、完成はしていなかったのでした。

シンクまわりの引き出しは先週片づけました。モノを全部出して、引き出しの底も拭き、きれいにしました。
今日はカップボードを片づけました。
一度片づけているし、それ以来モノも増えていないので、そんなにいらないモノはないはずと思ったのですが、
捨てるべきモノはちゃんと見つかりました。
ナゼか、片方しかない箸が4客も・・・、
プリンについていたスプーンがたくさん、
欠けているカップ、飽きて使っていない食器。

ついでに、使用頻度の低いものをしっかり分け、棚に余裕ができたパントリーに移動させました。
捨てたモノの量は少しですが、すっきりしました。

cupboard1    cupboard2
カップボードを、正面から見たところです。

cupboard3
このカップボードはオーダーでつくったもので、幅は90cmで奥行の有効寸法が23.5cmしかありません。
一般的にはどんなに浅くても、30cmはあるものです。
直径が23.5cm以上のお皿は、一番下に立てて仕舞っています。
 ※飛び出してこないよう、初めからストッパーもつけてもらいました。
常識外れに奥行の浅いカップボード、計画した時は不安もありました。
しかし、使ってみると、想像しえない使いやすさだったのです。
奥行があればそれだけ収納力はありますが、
前後に食器を入れてしまえば奥のモノは出しにくくなることは否めません。
それよりもひと並べになっていた方が、食器は見やすく、取り出しやすいので仕舞いっぱなしにならず、
言うことなしでした。
仕舞いっぱなしにならない、つまり、持っている食器が全部生かされているので、
これだけのアイテムと量があれば、日常は充分です。
(食生活が貧しいからかもしれないけれど・・・)
来客があってもフルコースでおもてなし、なんてしませんから、だいたいこれでだいじょうぶ。

cupboard4
またなぜこんなに常識外れの寸法になったかというと、上の写真をごらんください。
キッチンワークトップの奥行は全体で79cm、柱(建物の構造上絶対必要で動かせない)から右が65cm
ワークトップからカップボードの後ろの壁まで103cm
キッチンに立って作業ができるぎりぎりの寸法が76cm
残った寸法がカップボードに使える寸法で、103cm-76cm=27cm
27cmから扉と背板の3.5cmを引いて、有効寸法の23.5cmになりました。
というか、
それしかできなかったのです。

それしかできなかったとはとても思えない、絶妙の使いやすさです。



食器洗い機、買い替え検討中


食器洗い機の買い替え検討のため、ミーレ社製の展示品を見に行ったその後です。
現在使っている機種の運転音が48dBで、ミーレのものが46dBと、「2」しか違わないのにミーレのものは静かだったと書きましたが、間違いを指摘されました。
「dB」とは音の大きさを表わす単位なのですが、それは「対数」なのだそうです。
(対数ってなに、とわたしに訊かないでね。説明できませぬ)

2dB=10の0.2乗倍≒1.6倍、なのだそうです。
これが3dBだと、
3dB=10の0.3乗倍≒2倍、となります。
なので、
48dBは46dBの1.6倍大きな音がする、ということになるらしい・・・。

他のメーカーのものはどうなのか、国産某メーカーのサイトで現行機種の運転音を調べてみたら、39dB~43dB、となっていました。
運転音で比較すれば、国産の現行品のほうがかなり静かになっているのですね。
 ※ただし、ミーレ社製はIEC規格(国際電気標準会議)、国産品はJEMA規格(日本電機工業会)と違う規格なので、正確な比較ではない

今の機種を購入したころ(11年前の新築時)は、引き出しタイプの食洗機が出はじめた時期でした。
京都議定書が採択された後でもあり、新しく開発された引き出しタイプのものは、運転音だけでなく使用水量や電力がそれまでのものより一気に少なくなりました。
それなのに古い機種のフロントオープンタイプにしたのは、「引き出し」が使いやすいとは思えなかったからです。
(新しいものを疑ってかかるわたしの性格のせいもあり?)
ですが、当時わたしが勤めていた会社では、それを販売する担当だったので、疑いつつもお客様には
「食器の出し入れのとき屈まなくてもよいので、引き出しタイプは使いやすいですよ」と、セールストークをしていました。
現在販売されている国産のビルトイン機種はほぼ100%引き出しタイプで、フロントオープンのものがないところを見ると、ユーザーさんに引き出しタイプが支持されているということなのでしょう。(ほっ)
逆に海外製品に引き出しタイプはなく、知る限りでは100%フロントオープンです。

初回購入時、二人分の食器ぐらい手で洗った方がよいのでは、という迷いもありましたが、販売するには自分で使ってその長所も欠点も知りたかったし、社員割引で格安で購入できたので食洗機の採用を決めました。
あくまでわたし個人の使用感なのですが、フロントオープンを11年使っていて食器の出し入れが大変と感じたことは一度もありませんでした。使い方の問題だと思います。
困ったことはひとつ、食器の入れ方によって洗い上がりに差が出ること。しかしこれは毎日使っているうちにコツがつかめ、1ヶ月ぐらいで問題ではなくなりました。

使ってみて一番感じたことは楽だということより、食器がびっくりするぐらいきれいになる、ということでした。
それと、手洗いより使用水量が格段に少なくて済むこと。

以来、二人分の食器はわずかなので、鍋やボールの調理道具も一緒に、そして夜と朝の分の食器をできるだけまとめ、庫内いっぱいに入れて洗っています。
入れる食器が多くても少なくても、使用水量および電力は同じなので、できるだけたくさん入れたほうがコストパフォーマンスが良いということになるからです。

ミーレの製品は、幅が同じなのに庫内がとても広く感じました。
庫内の広さ(洗浄できる食器の数)はJEMA規格で比較すると、
ミーレのフロントオープン(7人分)>国産の引き出しタイプ深型(6人分)>国産の引き出しタイプ浅型(5人分)、
となりますが使用水量はさほど変わらず、11:11:10(リットル)、です。
庫内が広ければ広いほど当然たくさんの食器が入り、コストパフォーマンスは良くなります。

引き出しタイプのウリでもうひとつは、(浅型の場合)食洗機の下に収納が設けられるということがあります。

収納は充分足りている、というか、しまうべき『モノ』そのものがウチにはない。
それよりやはり、たくさん洗えることを優先したい。

ならさっさとミーレに決めて発注すればよいのですが・・・、
ちょっとこれ、お高いんですの。


昨年末不調だった食洗機は、今のところ不調が落ち着き問題なく稼働してくれています。
しかし運転音がなんかあやしい・・・、この音の異常は1年ぐらい前からです。
いましばらく、お付き合いしましょうね。
  

食器洗い機を買い替えようかな


昨夜はなんだか興奮して眠れませんでした。
ぴったんこカンカンの江角マキコさんに感動した余韻と、もうひとつ興奮の原因は、昨日あることを行動に移したことでした。
そのあることとは・・・、また書きますね。構想10年、もう充分発酵しすぎて、すでに腐敗が始まっているかも。

と勿体つけて、
今日は長野ヤナセに行ってきました。ベンツやアウディ―を物色するためではないですよ。
食器洗い乾燥機が昨年末から不調なので、ミーレに買い替えようかと思いまして。ヤナセのショウルームへ展示品を見に行きました。
不思議なもので、「買い替えたいな~」と考え始めると、不調だった食器洗い乾燥機さんが、それ以来何ごともなくガンバッテいるんですよ。察したのかな。
暮れの大掃除の時に、ピカピカに磨いてあげました。

ミーレは作動音が断然静かでした。スペックでは現在使っている国産品が48dbでミーレが46dbとほとんど変わらないのに。そして同じ幅なのに、庫内が広い。
ただ、カゴの形状が全体的にお皿向きで、お椀や小鉢に向いてない感じがします。そこはやはり国産品の勝利か。
でもカゴの使いにくさは、庫内の広さでカバーできるかな。実際に自分の食器を入れて確かめてみたいのですが。
もう少し検討、とはいいながらミーレにする気満々なのでした。

さて、今日はこれから旅にでます。
今晩は品川に前泊して、明日の朝早い飛行機で沖縄に行きます。
マイナス10度の飯綱から気温15度の島へ、行ってきまぁぁぁぁーす!
  

楽しいキッチン、をめざして


カテゴリテーマ「キッチンが好き」で、わたしのキッチンへの偏愛を書いてきました(カテゴリ:キッチンが好き)
「MapleHutのキッチンづくり」で工夫したことについて、2月頃に口角泡飛ばす勢いで書き、それが全部書き終わらぬうちに力尽きてしまい、話が途中で終わっていました。書きたいことがたくさんありすぎて、それを言葉にする能力が追い付かなかった(>_<)
キッチンについて具体的に書き始めたのは「小屋のキッチン(記事11/02/18)」からですが、その1か月前の「居心地のいい住まい(記事11/01/14)」からそこまで、ほとんどキッチンのことを書くための前フリでした。

以上、長いつぶやきでした。失礼!

改めまして、「MapleHutのキッチンづくり」において、めざすべき方針はこうでした。
 その1.キッチンの存在が目立たない工夫を施すこと (リビングダイニングのコンフォートを最優先するため)
      「キッチンは忍忍(記事11/02/21)」で紹介
 その2.モノが出しっぱなしでも気にならない仕組みをつくること (自分の性格改善はアテにならないし)
      「散らかっているのも暮らしの風景(記事11/02/25)」で紹介
 その3.キッチンに立つことそのものが楽しくなる仕掛けをつくること (料理コンプレックス克服のため)

その3〝キッチンに立つことそのものが楽しくなる仕掛け〟のために、工夫したことは二つあります。
ではまず<その3の1>、キッチンに立った時に見える風景を、それを見ただけで心が楽しくなるように整えることです。
人は楽しい気分で笑っているときに、より潜在能力を発揮できる、となにかで耳にしたことはありませんか。
料理にコンプレックスがあって、そのせいでキッチンに立つことが億劫に感じるなら、料理のためでなくとも思わずそこに立っていたくなるような楽しい風景でもって、自分のことをキッチンに誘導する心理作戦なわけです。

kitchen2
   キッチンに立つと、お気に入りの雑貨と森のようすが見える
   質感のある木のワークトップが、楽しい風景づくりに生かされていると思う
   photo:Tsutomu Uno
   date:2004/09/15

もうひとつ、〝キッチンに立つことそのものが楽しくなる仕掛け<その3の2>〟とは、それはキッチン設計において最も重要なことだと考えています。
楽しくあるためには、キッチンがいかに使いやすいか、使っていてストレスを感じない設計となっているか、その点にかかっています。
そもそも「キッチン」とはなにかと言えば、調理をするための「道具」のひとつだと捉えています。
「道具」なのですから、使いにくかったら何の意味もありません。どんなにカッコ良くデザインされていても、便利そうな最新の設備が整っていても、使いにくければその用を足しません。
そして、そんな〝使えない道具〟を使っての料理が、楽しかろうはずがありません。

とはいっても料理の技術が高い人だったら、狭くても多少配置に無理があっても、難なく使いこなしてしまいます。キッチンは単なる道具であって、それを使うのはあくまでも人なのですから。
〝料理にコンプレックスがある〟わたしは、使いにくい、使っていてストレスを感じるキッチンは敏感にわかります。
そんなわたしだからこそ、道具として過不足なく、使いやすいキッチンを追究できると思いました。

では、「道具として過不足ない使いやすいキッチン」とは・・・。
家族の人数や得意な料理が違えば、食事や料理へのこだわりなどのライフスタイルもみなそれぞれ違いますから、同じ答えは二つとしてありません。
MapleHutのキッチンは当然、わたし(我が家)にとって一番使いやすいキッチンになっています。
その1、その2、その3の1まででお話したことは、建築全体の条件とわたしたちのライフスタイルを踏まえたわたし(我が家)のための工夫ですので、それはだれもが参考になるという内容ではなかったかもしれません。
そんな中で、〝キッチンに立つことそのものが楽しくなる仕掛け〟すなわち使いやすい、使っていてストレスを感じないようにするための工夫は、全てのキッチン設計の基本となるところですから、参考にしていただける部分が少しはあるのではないかと思います。

その工夫について、今後ひとつひとつ紹介させていただきます。
 (カテゴリテーマ「キッチンが好き」、つづく)
    

散らかっているのも暮らしの風景


○ MapleHutのキッチンづくり その2
モノが出しっぱなしでも気にならない仕組みをつくる(自分の性格改善はアテにならないし)

料理しながらてきぱき片付けもして、食事が出来上がる時には何事もなかったかのようにキッチンがすっかり片付いている、そんなかたもいらっしゃいます。わたしは何年主婦しててもそれができません。というか、やる気がないのかな。
そんなに上手じゃないわたしの料理は、せめて出来たてのあつあつを食べたほうが少しでもおいしいのではと思うので、箸とビールを持っててもらって盛り付けたらすぐやぁー!と食べるのが我が家スタイルです。なので片付けは全部食後にする習慣にしています。

新しく作るキッチンはオープンキッチンです。片付けを後回しにして、見苦しく散らかったキッチンを横目に食事するのは、さすがに味気ないように思いました。
苦手なシーツ交換が大好きになったように(記事10/11/02)、片付けながら料理するよう習慣を変える工夫も大事だとは思うのですが、性格改善をアテにして失敗するのは嫌です(だいたいアテになりません)。
ぐうたら主婦は性格改善より先に、〝モノが出しっぱなしでだらしなく見苦しい〟状態が、〝日々を生き生きと暮らすおいしい風景〟に見えてしまう、そんな都合のいい魔法はないものかと考えるのでした。

kitchen 4
   少しキッチンに近づいてみると、奥に並んでいる家電品が見える
   雑多な印象にならないよう、正面に吊戸棚などの収納は設けていない(壁の広さが大事)
   黒電話は少し前まで現役でした 今は使っていないけどここが指定席です
   date:2011/02/01

ここでも目の習性を利用しています。人の目は、小さいものよりまず大きいものに注目します。
目につく正面の壁を広く見せるために吊り棚などを付けず、、またカップボードを壁面と同じ仕上げで製作することで、より広い垂直面(壁面)をつくりました。その壁面が、キッチンのこまごましたモノや並べた家電品を目立ち過ぎないようにしてくれています。
吊戸棚を付けなくて収納が足りるか、多少の不安はありました。吊戸棚を後付けできるよう、念のため壁に下地を入れましたが、今のところ収納が足りなくて困ったことはありません。

kitchen 5
   さらにキッチンに近づいてみる
   シンク側のワークトップと、IHヒーター側のワークトップに段差があるのがわかりますか?
   高さはシンク側90㎝、ヒーター側84㎝と、6㎝の段差がある

ワークトップは作業台ですから、その高さが使う人に合っていないととても疲れます。低過ぎれば腰に負担がかかるし、高過ぎれば力のいる作業はやりづらくなります。
わたしの身長は160㎝で、ワークトップの高さは85㎝が適当といわれます。夫yooは身長180㎝なので、85㎝では低過ぎます。主にはわたしが使うのでわたしに合わせればいいのですが、たまにしか料理しないyooだって苦痛なくキッチンに立てるに越したことはありません。二人の住まいなのですから。
身長160㎝に対しワークトップは85㎝、とは言われますが、もっと厳密に言えば行う作業によって適切な高さは異なります。シンクでの洗い物は高めのほうが楽ですし、パン生地を捏ねたり、カボチャなど硬いものを切る時は低いほうが力が入ります。コンロ(ヒーター)も、低いほうが腕を高く上げなくて済むので楽です。
かといって、それぞれ高さの違う作業台を用意しようとすれば、各々の作業台が狭くなり実用的な調理スペースが確保できなくなるか、プロの厨房ぐらいの広さが必要になってしまいます。家庭用のキッチンは、限られたキッチン空間にできるだけ広い調理スペースを確保するため、それぞれ必要な高さの平均をとった高さで設計されています。

身長180㎝のyooにも使えるように、シンク側ワークトップをわたしにはやや高めの90㎝にし、ヒーター側は6㎝の段差を付けて84㎝としました。
シンクでの洗い物はわたしでも問題なくできました。材料を切る時は、普段はシンク側ワークトップにまな板を置き、硬いものを切る時は高さの低いヒーター側に置いて使っています。
ヒーターでの調理作業は低くてもだいじょうぶなので、yooも充分使えます。
ワークトップの高さに6㎝の段差をつけたのは、二人の20㎝の身長差を解決するためだけではありません。もうひとつ大切だったのは、やはりここでもダイニングからの「見え方」です。
立ってキッチンに近づけば、ヒーター側に置いた鍋などは丸見えです。しかしダイニングチェアに座ると人の目の高さは105㎝ぐらいに低くなるので、ヒーターの上に置きっぱなしの鍋はシンク側ワークトップとの6㎝の段差の向こうに沈んで見え、丸見えにはなりません。
テーブルに付いた人の目線には正面の広い壁が見えるので、そこに張り紙などしないようにしていれば、ダイニング空間の落ち着きは損なわれません。

kitchen 6.2
   ヒーター前の壁は、外装用のごつごつした割肌タイル
   とことん使いこんで、おいしいイタリアンレストランの風情になったらいいなと思って
   さすがにヒーターに近いところは油が付いてテカっている
   10年目でこの状態ならいいんじゃないのぉ~?合格!

キッチンの前壁に、「キッチンパネル」というものが貼られることが多いです。お手入れが面倒な目地はなく、表面はつるつるしていて汚れをさっと拭き取ることができる、メンテナンスフリーなため人気があるのだと思います。
テクスチャーがつるつるだということはぴかぴかです。「キッチンを目立たせたくない」わたしとしては絶対ありえない、でも「家事の手抜きをしたい」わたしにはうってつけ。
しかしキッチンパネルというつるつるぴかぴかの壁の前では、出しっぱなしのモノは見事にくっきりと浮き上がって見えるでしょう。それは絵にならないな。

ぐうたら主婦が選んだキッチンの壁仕上げは、メンテナンスフリーのキッチンパネルではなく、ごつごつの割肌タイルにしました。
雑巾で割肌タイルの壁を拭くと、雑巾が破けます。雑巾で拭くことすらできないそれはメンテナンス拒否で、究極のぐうたらともいえます。なんと、10年間全くお手入れしていません(できないから)。マジックですよね、これ。
ごちゃごちゃと壁の前に出しっぱなしにしたモノの存在が薄れてしまう、つまり気にならなくするほど強い表情の素材として割肌タイルを選びました。
その意図は成功したかな。これだけ調理道具や調味料を並べていても、それが「絵」になっていると思うのですが。
ヒーター前壁の汚れ方がこの程度で済んでいるのは、ガスコンロではなくIHヒーターを使っているからです。
ガスコンロでは飛び散った油が、炎が起こす上昇気流に乗って広い範囲に拡散しますが、IHヒーターは炎がないため、油はほんの鍋の周りに落ちるだけです。そのかわり鍋の周りはすごく汚れますが、フラットのガラストップをひと拭きしてお手入れはお終いです。

心配だったのは、タイルにこびりついた油が酸化して悪臭になったらどうしようと・・・その時はせめて拭けるぐらいの、もう少し平滑なタイルに張り替えるつもりでいました。
でももしかしてうまくいって、「古いイタリアンレストランのよく使いこまれた厨房」のような風情になったらしめしめ(^-^)v
      


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